どうする!?楽天モバイルが圏外になってしまう理由やその対応方法 | 匠ブログ

どうする!?楽天モバイルが圏外になってしまう理由やその対応方法

どうする!?楽天モバイルが圏外になってしまう理由やその対応方法

楽天モバイルとは?

その名前からもわかる通り、楽天モバイルは楽天グループが発売する携帯電話サービスです。
ドコモやauそしてソフトバンクに代わる第4のキャリアとして現在大いに注目を集めています。
とはいえど、楽天モバイルはまだまだ新進気鋭のキャリアであり、長年の蓄積がある他3社のサービスと比べるとどうなのだろうかと不安に思われる方がいるのも事実です。

楽天モバイルはどのエリアで利用できる?

楽天モバイルを発売するのは楽天モバイルネットワーク株式会社であり、2018年に設立されたばかりです。
そのため、今現在さまざまなサービスを整備している段階にあります。
とはいえど、その整備は急ピッチで進められているため、使用に際して不安がる必要はありません。
携帯電話のサービスエリアの指標として、よく「人口カバー率」が使用されます。
これはサービスの利用可能人口を表したものであり、対象エリアの人口を国内の総人口で割り、そこへさらに100をかけて産出されます。
2020年3月時点での楽天モバイルの人口カバー率はわずか23.4%でしたが、同年12月には73.8%にまで拡大しました。
また、楽天モバイルの人口カバー率は2021年の夏頃を目途として96%にまで拡大する予定です。
ドコモやauなどと数%しか違わない数値であるので、日常生活で困ることはないでしょう。
参考 https://www.soumu.go.jp/main_content/000725184.pdf

楽天モバイルが使えるエリアを詳しく知りたいとき

自分が住んでいる場所、またはよく行く場所が楽天モバイルのサービスエリア内かどうかは、公式サイトのマップから確認可能です。
そのマップを見ればわかる通り、東京都の23区あるいは埼玉県や神奈川県の都心部はほぼ完全に4G LTEのエリア圏内に収まっています。
また、大阪や宮城、新潟や名古屋などの政令指定都市も軒並みカバーされているので、これらの地域で生活している方なら基本的に他キャリアと同じように使用できるでしょう。
一方、これらのエリア以外だと圏外になる可能性があるので注意が必要です。
たとえば、東京都でもあきる野市や青梅市の一部はまだ回線がカバーされていないので、それらの地域では楽天モバイルを使用できません。
また、伊豆半島や能登半島あるいは下北半島のカバー率もあまり高くはないので、これらの地域へ旅行に行く際は気を付けておきましょう。
とはいえ、前述の通り楽天モバイルは現在整備中のサービスであるため、今後改善されていく可能性は大いにあります。
実際に、公式サイトのマップでは回線の拡大予定エリアが示されています。
自分がいる地域がもし予定エリアに組み込まれているのなら、しばらく待ってしっかりエリア内になってから楽天モバイルを使い始めると良いでしょう。
参考 https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/

楽天モバイルにはパートナーエリアがある

実は、楽天モバイルには「楽天回線エリア」「パートナー回線エリア」の2種類があります。
前者は楽天モバイルが自ら提供している回線エリアであり、後者はauの回線です。
やはり楽天モバイルはまだ単独だとカバー範囲が狭いため、それを補うためにauの回線も使えるようにしています。
どのエリアが楽天回線エリアでどこがパートナー回線エリアかも公式サイトのマップで確認可能です。
サイト上のマップでは楽天回線エリアが濃い赤、パートナー回線エリアが薄い赤で示されています。
東京や名古屋などの都心部は楽天回線エリアにありますが、そこからすこしずれるとパートナー回線エリアになってしまうのが現状です。
たとえば、千葉県だと霞ヶ浦や成田国際空港の周辺、埼玉県だと秩父周辺は現在パートナー回線エリアとなっています。
楽天回線エリアであろうとパートナー回線エリアであろうと電話はつながり、圏外にはなりません。
しかし、前者はデータ容量が使い放題なのに対し、パートナー回線エリアは高速データ容量が月ごとに5GBまでしか使用できません。
データ量の制限がないことが楽天モバイルの大きなメリットですので、その利点を享受できないエリアでの使用はどうしても躊躇われるでしょう。

楽天モバイルはなぜ圏外になってしまうのか

では、なぜドコモやソフトバンクと比べて楽天モバイルの回線は弱く、圏外になりやすい、または圏外にはならずともパートナー回線に切り替わりやすいのでしょうか。
その理由の一つとしてプラチナバンドの存在が挙げられます。
プラチナバンドとは800MHz前後の周波数のことであり、ゴールデンバンドとも呼ばれるのです。
800MHzは携帯電話の周波数として非常に都合が良く、実際にドコモ・au・ソフトバンクはすでにこの周波数帯を利用しています。
しかし、後発である楽天モバイルはこのプラチナバンドをいまだ使用できておらず、現在は1.7GHz帯のみです。
一般的に電波は周波数が低いほど障害物の影響を受けにくい性質を持っています。
そのため、800MHzのプラチナバンドなら建物の中にも電波が弱らずに届き、またビルのような大きな障害物があってもそれを避けて進むことが可能です。
しかし、プラチナバンドよりも周波数が高い1.7GHzだと障害物の影響を強く受けてしまいます。
これが、楽天モバイルの回線エリアが狭く、また屋内での使い勝手が良くない要因です。
楽天モバイルとしてもこれはゆゆしき問題だと捉えており、プラチナバンドの再編を強く求めていますが、現状実現はしていません。

楽天モバイルが圏外になったときの対応方法

楽天モバイルが圏外になりやすい理由の一つがプラチナバンドであり、これを使えていない以上大きな改善は難しいです。
しかし、まったく手段がないわけではなく、ユーザー側で実践できる対応方法もいくつか存在します。
以下にその代表例をいくつか紹介していますので、圏外になってしまい困ったときはぜひこれらの対応方法を試してみてください。

本体を再起動してみる

携帯電話およびスマートフォンは精密機械であり、少しの狂いが全体に影響を及ぼしかねません。
携帯電話がうまく電波を拾えってくれないときは一旦再起動してみましょう。
再起動することで状態がリセットされ、電波をキャッチできるようになることがあります

APNを再度設定する

APNはAccess Point Nameの略で、インターネットの接続先の設定です。
このAPNを再度設定することで電波が拾えるようになることがあります。
端末によって操作方法は異なるので、iPhoneなりAndroidなり自分が使っているスマートフォンでの方法を検索してみてください。

「LTE,VoLTEオン」になっているか確認する

iPhoneの場合、LTE・VoLTEがオンになっていないと楽天モバイルの回線を拾えません。
まず設定を開き、「モバイル通信」「通話のオプション」「音声通話とデータ」と進み、「LTE,VoLTEオン」が選択されているかを確認しましょう。

Rakuten Caseを使ってみる

これまでに紹介した対応方法はいずれも端末側に問題がある場合のものでした。
しかし、前述のように楽天モバイルは使用している周波数に難があり、いくら端末側を調整したとしても問題が解決するとは限りません。
もし家の中で圏外になってしまうのであれば、「Rakuten Case」を設置するのも一つの手段です。
これは小型基地局であり、楽天モバイル回線が圏外の地域でもRakuten Case を設置すれば電波を使えるようになります。
サイズもさほど大きくなく、場所を取ることはありません。
ただし、導入時には事務手数料として3,000円を支払う必要があります。
 

補償がないと不安という方には「モバイル保険」

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