ドコモの新20GBプラン「ahamo」のメリット・デメリットまとめ!おすすめできる人を解説 | 匠ブログ

ドコモの新20GBプラン「ahamo」のメリット・デメリットまとめ!おすすめできる人を解説

  • 2021年01月04日
  • ahamo

ドコモの新20GBプラン「ahamo」のメリット・デメリットまとめ!おすすめできる人を解説

ついに3月26日からサービスが開始されるドコモの格安プラン、「ahamo」。税込2,970円という格安SIM並の月額料金の安さに目を引かれますが、充実したサービス内容にも要注目です!

ただし、ahamoはこれまでのドコモのプランとは異なる点も多く、気軽なプラン変更は注意しましょう。

今回はこのahamoについて、メリットとデメリットの両面を詳しくかつ簡潔に解説しています。ahamoを検討中の方は、ぜひ事前にご一読ください!

まずはドコモの新20GBプラン「ahamo」の内容をおさらい!

ahamoのサービス内容

まずは、ahamoの詳しい内容からおさらいしていきましょう。

月額料金 2,970円
月間データ容量 20GB
データ繰り越し 不可
平均通信速度 下り速度:108.64Mbps
上り速度:15.82Mbps
制限時の速度 1Mbps
提供エリア 全国
5G 対応
通話 1回5分以内無料
超過後:22円/30秒
通話オプション 完全かけ放題:1,100円/月
家族割 なし
キャリアメール なし
eSIM 非対応
テザリング 無料
契約・サポート オンラインのみ
契約期間(違約金) なし
キャンペーン 事前エントリーで最大6,000円分dポイントプレゼント

※価格は税込

上記表からわかるメリット・デメリットについて、以降でより詳しく解説しています。

ahamoのメリットを総まとめ!

ahamoのメリット

ahamoのメリットをまとめてご紹介すると、以下のとおりです。

【ahamoのメリット】
・料金は一律2,970円と格安
・ドコモの高速データ通信を毎月20GBまで使える
・速度制限の内容がゆるめ
・5分以内の無料かけ放題がついている
・縛りがなく、いつでも無料で解約できる
・手数料がかからない

料金の安さはもちろんのこと、データ容量や無料通話などの内容もじゅうぶん以上のものになっています。

料金は一律2,970円と格安

ahamoの月額料金は、オプションを追加しない限り税込2,970円と格安です。期間限定の割引などもないため途中で高くなることもなく、常に一律の料金で利用できます。

ドコモの高速データ通信を毎月20GBまで使える

ahamoの月間データ容量は20GBと大容量です。ドコモの高速回線をそのまま利用でき、格安SIMによくあるつながりづらさ、速度面の不安がありません。

なお、ahamoは5Gにも無料で対応しており、利用端末が5G対応であれば、より快適な高速通信が利用できます。

速度制限の内容がゆるめ

ahamoで月に20GB以上データを利用すると、翌月まで速度制限になってしまいます。しかし、速度制限中の速度は「最大1Mbps」と制限自体がゆるめです。1Mbpsの速度があれば、LINEなどのメッセージアプリの利用はもちろん、普通画質程度であればYouTubeの再生も滞りなくできますよ。

5分以内の無料かけ放題がついている

ahamoには、5分以内の無料かけ放題機能が標準でついています。その分標準の月額料金がauの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」よりも高いですが、povo・LINEMOに5分かけ放題オプションをつけた金額で比べるとahamoのほうが安くなります。

なお、通話時間が長時間になる人のために、時間・回数に制限なく通話料が無料になる、「かけ放題オプション:月額1,100円(税込)」も用意されていますよ。

縛りがなく、いつでも無料で解約できる

ahamoには今までのドコモのプランにはあったような契約期間(縛り)がありません。そのため、ahamoの解約はどのタイミングであっても無料です。

手数料がかからない

ahamoは各種手数料がかかりません。初期費用を抑えて新規契約、または乗り換えられます。ドコモの既存プランからahamoへのプラン変更の場合も同様で、現在プランの種類・継続年数にかかわらず、手数料は無料です。

ahamoのデメリット・注意点を総まとめ!

ahamoのデメリット

ahamoに関するデメリットと注意点については、以下のとおりです。

【ahamoのデメリット・注意点】
・手続きやサポートはオンラインのみ
・ドコモの各種割引が適用外になる
・毎月のデータ使用量が極端に少ない人は割高になる
・キャリアメールが使えなくなる
・ドコモユーザーでもSIMカード変更・MNP手続きが必要
・ahamoに対応していない機種がある
・端末購入とahamoを同時申し込みできない場合が多い
・端末故障・紛失の際の補償はほぼ期待できない

今まで利用していた環境から変化する点が多くあるので、ahamoに切り替えることでの不便がないかをよく確認しておきましょう。

手続きやサポートはオンラインのみ

ahamoの大きなデメリットとなるのが、手続きやサポートの対応がすべてオンラインのみになることです。顧客対応をオンラインのみし、人件費の削減をしたことでahamoの料金は安くなりました。そのため、以下のようなことをすべてオンラインから行わなくてはなりません。

【オンラインでしかできないこと】
・ahamoの申し込み・解約
・月額料金の確認
・オプションの追加・解除
・回線についての問い合わせ
・利用端末についての問い合わせ

なお、ahamoには電話の窓口もありません。ほぼすべての問題を、自分で解決しなくてはならない点に注意しましょう。

ドコモの各種割引が適用外になる

ahamoには、税込月額2,970円からさらに安くなる割引が一切ありません。既存のドコモユーザーだと、家族割やドコモ光セット割など、今まで適用されていた割引がahamoにすることで適用外になるケースがありえます。

ただし家族割に関しては、ahamo自体に割引はないものの、家族割の人数にはカウントされるようになっています。割引がない点はデメリットですが、逆にahamoは割引の終了などによって途中で料金が高くならないともいえるでしょう。

毎月のデータ使用量が極端に少ない人は割高になる

ahamoの月額料金は格安ではありますが、毎月のデータ使用量が極端に少ない人にはより安い選択肢があります。同じドコモ内であると、「ギガライトプランでデータ使用量3GB以内」の場合、ahamoのほうが高くなってしまいます。

【ahamo・ギガライト料金比較】

  ahamo ギガライト
データ使用量 〜20GB 〜3GB 3〜5GB
月額料金 2,970円 2,728円 3,278円

※ギガライトは家族割3回線以上、ドコモ光セット割、dカードお支払い割適用後の料金

上記のように、家族割やドコモ光セット割など各種キャンペーンを含めると、3GBを境にahamoとギガライトプランの料金が逆転してしまいます。

キャリアメールが使えなくなる

ahamoはドコモのプランではありますが、ドコモのキャリアメールである「@docomo.co.jp」が利用できません。対処法として、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使うことが有効です。ただし、各種サービスに登録しているアドレスの変更など、手間が発生する点に注意しましょう。

ドコモユーザーでもSIMカード変更・MNP手続きが必要

既存のドコモユーザーがahamoにプランを切り替える場合、他社からの乗り換えのようにSIMカード変更・MNP手続きが必要です。それぞれの手数料はかからないため費用面では安心ですが、MNP番号取得の手間や、SIMカード到着までの待ち時間が発生してしまいます。

ahamoに対応していない機種がある

利用中のスマホがahamoに対応対していない場合、ahamo用にスマホを買い換えるか、ahamoの契約自体を諦めるかのどちらかが選択肢です。ahamo対応機種については、【外部リンク:ahamoサポートページ(https://ahamo.com/support/)】から確認できます。

端末購入とahamoを同時申し込みできない場合が多い

ahamoで取り扱っている端末は以下の3機種と少なく、それ以外の端末が欲しい人はご自身で購入しておかなくてはなりません。

【ahamo取り扱い端末】
・iPhone 11
・Xperia 1ⅡSO-51A
・Galaxy S20 5G SC-51A

機種変更と同時にahamoを利用したいと考えている人は、一度ドコモの既存プラン(ギガホ・ギガライト)のまま申し込み、その後ahamoにプラン変更する手間が必要です。

端末故障・紛失の際の補償はほぼ期待できない

ahamoには端末故障・紛失の補償サービスがついておらず、そのままだと故障や紛失の際にかかる費用はすべて自己負担となってしまいます。追加オプションに「ケータイ補償サービス」はありますが、月額料金が税込825円と高額です。さらに、対象もahamo取り扱いの3機種のみと大きく限定されています。

手厚い補償を受けたい人は「モバイル保険」の活用もおすすめ

スマホをよく落としてしまう、なくしてしまうという方は、独自で加入できる「モバイル保険」の検討がおすすめです。月額数百円の負担で、スマホだけでなくスマートウォッチやワイヤレスイヤホンなど、複数台の関連機器が補償対象となるサービスもありますよ。

モバイル保険の詳しい紹介はこちらの記事にまとめてありますのでぜひ確認してみてください。

結局、ahamoをおすすめできるのはどんな人?

ahamoがオススメできる人

ここまでのメリット・デメリットを踏まえると、ahamoをおすすめできる人は以下のような人です。

【ahamoがおすすめの人】
・オンラインだけのサービスになることに支障がない人
・月のデータ量がおおむね3GB~20GBの範囲で収まる人
・スマホで発信する機会が多い人

オンラインだけのサービスになることに支障がない人

ahamoは申し込みだけでなく、利用中の問い合わせもすべてオンラインからになります。そのため、店舗や電話での問い合わせができなくても、支障がない人におすすめできます。ある程度スマホや回線契約に関しての知識があり、自己解決できる人でないと利用にあたり困ってしまうかもしれません。

月のデータ量がおおむね3GB~20GBの範囲で収まる人

【毎月のデータ使用量が極端に少ない人は割高になる】でも述べたように、月間でのデータ使用量が3GB以下だとahamoより安いプランがあります。また、ahamoの上限は20GBなので、3〜20GB程度が月のデータ使用量である人におすすめです。

【20GBでできること】

作業 目安
音声通話 約360時間
YouTube視聴(普通画質) 約6時間半
メール送信(写真添付) 約6,660通
Webページ閲覧 64,000回

(参考:http://hi-ho.jp/support/faq/ans/service-3.php)

スマホで発信する機会が多い

5分以内の無料かけ放題がついた格安プランのなかでは、ahamoが最安です。したがって、短時間の通話を頻繁に行う人にもahamoはおすすめです。

ただし、LINEの通話はデータを消費するものなので、かけ放題機能の有無はかかわりません。

ahamoの申し込み方法

ahamoの申し込み方法

最後に、ahamoの申し込み方法について解説していきます。ここまでにも述べてきたとおり、ahamoの申し込みはオンラインからのみです。ドコモショップや、家電量販店では取り扱いがないことに注意しましょう。

1. MNP予約番号の取得
他社からの乗り換える際、今の電話番号そのままでahamoを契約したい場合は、MNP予約番号の取得が必須です。MNP予約番号の取得は、現在契約中のキャリアの電話・店舗窓口、会員Webページなどから行います。

2. ahamoの申し込み
ahamoの申し込みは、【外部リンク:ahamo公式ページ(https://ahamo.com/)】からのみ受け付けています。公式ページの「申し込み」項目から、必要事項(契約者情報・支払情報・MNP予約番号など)を入力し、申し込みを確定させましょう。

3. SIMカードの受け取り
申し込みから数日で、契約住所にahamoのSIMカードが到着します。ご利用の端末のSIMカードと挿し替え、同封書面の指示に沿って初期設定を完了させると、amahoが開通、利用開始です。

なお、この操作は既存ドコモユーザーのプラン変更の場合でも必要です。

まとめ

ahamoのメリット・デメリット踏まえたうえで、どのような人におすすめであるかをあらためてまとめると、以下のようになります。

【ahamoがおすすめの人】
・オンラインだけのサービスになることに支障がない人
・月のデータ量がおおむね3GB~20GBの範囲で収まる人
・スマホで発信する機会が多い人

ahamはサービス内容に対しての月額料金が安く、大変お得なプランではありますが、オンラインのみでのサービスであること、データ使用量によってはより安いものがあることなど検討にあたって注意するべき点もあります。

また、故障や紛失など緊急時にドコモを頼れない点もahamoの大きなデメリットとなるので、心配な方は独自で加入する「モバイル保険」の活用も視野に入れておきましょう。

モバイル保険は、AppleCare+やキャリアの補償と比べても月額料金が安く、1契約で同時に3台まで補償することが出来るのが特徴です。
スマホ以外のモバイル通信機器に幅広く対応していて、機種変更やキャリア変更したときにも補償を継続できるため使い勝手は抜群です。
スマホの端末補償でお悩みの方は、ぜひモバイル保険の加入を検討してはどうでしょう。

  モバイル保険 AppleCare+
盗難紛失プラン
月額料金 700円(非課税) 1,136円
対象台数 3台 1台
事故時の自己負担金 0円 12,900円
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