2021年3月に、ドコモの新料金プラン「ahamo」が提供開始しました。

ahamoは、ドコモの料金プランのひとつではあるものの、ドコモオンラインショップやドコモショップ店頭での契約はできないなど、機種を新規購入する場合には障壁があります。ドコモ従来のプラン、「ギガホ」や「ギガライト」とは、一線を画した料金プランだといえるでしょう。

また、対応機種にも限りがあり、ahamo契約前は必ず対応機種を調べておく必要があります。この記事では、ドコモの新20GBプラン「ahamo」の対応機種についてや、申し込み方法なども詳しく解説していきます。

ahamo（アハモ）を使い始めるには対応機種を用意する必要がある

ドコモの新料金プランであるahamoは、国内通話が5分無料で月のデータ容量が20GB、データローミングも20GBまで無料、というシンプルな料金プランです。4Gや5Gにも対応しており、高品質な通信をできるだけ安く利用したい人におすすめできます。

ただし、ahamoを契約するためには、対応している機種を使用しなくてはいけません。いま使っている機種をそのまま使いたい人も、これから機種選びをしようと考えている人も、まずは対応機種を確認しましょう。

ahamo（アハモ）の対応機種まとめ

ahamoの対応機種は、ahamo公式サイトで確認できます。

iPhoneは21機種が対応

iPhoneシリーズは、以下の21機種が対応しています。

iPhone対応機種一覧

・iPhone 12 Pro Max ・iPhone 12 Pro ・iPhone 12 ・iPhone 12 mini

・iPhone 11 Pro Max ・iPhone 11 Pro ・iPhone 11

・iPhone XS Max ・iPhone XS ・iPhone XR ・iPhone X

・iPhone 8 Plus ・iPhone 8

・iPhone 7 Plus ・iPhone 7

・iPhone 8 Plus ・iPhone 8

・iPhone SE（第2世代） ・iPhone SE

iPhoneであればほとんどが対応しているため、比較的安心して契約できるでしょう。

Androidは72機種が対応

Androidは72機種が対応しています。

Android対応機種の一部

arrows	・arrows NX9 F-52A ・arrows 5G F-51 ・arrows Be4 F-41A など
LG	・LG VELVET L-52A ・LG V60 ThinQ 5G L-51A など
LG	・Galaxy A51 5G SC-54A ・Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A ・Galaxy S20+5G SC-52A
Galaxy	・Galaxy A51 5G SC-54A ・Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A ・Galaxy S20+5G SC-52A など
AQUOS	・AQUOS sense5G SH-53A ・AQUOS R5G SH-51A ・AQUOS sense4 SH-41A など
Xperia	・Xperia 5Ⅱ SO-52A ・Xperia 10Ⅱ SO-41A ・Xperia 5 SO-01M など
Huawei	・HUAWEI P30 Pro HW-02L など
Google Pixel	・Google Pixel 3a ・Google Pixel 3XL など

基本的には、2013年以前に発売されたスマホは非対応です。2014年以降に販売されたもののなかにも対応していない機種があるので、Androidユーザーの方は注意しましょう。

ahamo（アハモ）の対応機種を確認する方法

ahamoで対応している機種は、ahamoの公式サイトで確認できます。ドコモで取り扱っている製品であれば、ドコモ公式サイトにてサポート情報も確認可能です。自分の使用したい機種が明確にわかっているのであれば、機種名で検索してみましょう。

ドコモで扱っていないSIMフリーのスマホなどは、動作確認が済み次第、順次ahamo公式サイトに掲載されます。SIMフリースマホを利用したい方は、こまめにチェックしておくとよいでしょう。

ahamo（アハモ）の申し込み方法

ahamoは実店舗がないので、手続きはすべてオンラインです。ドコモの新料金プランとして誕生しましたが、ドコモショップ店頭やドコモオンラインショップでは契約手続きできません。

対応機種を持っている場合の手順

手元に対応機種を持っている場合、ドコモユーザーであるか、そうでないかで申し込みの手順が異なります。事前に準備するものも異なりますので、しっかりチェックしておきましょう。

ドコモユーザーの場合

1. 事前準備

dサービス	・dアカウント ・dポイントクラブ入会 ・オンライン発行dポイントカード番号 など
支払方法の確認	・クレジットカード払い、もしくは口座振替が可能
契約中のサービスの確認	ドコモでは利用できていたけれど、ahamoで利用できなくなるサービスを確認（ドコモメールやspモード決済サービスなど）

2. 申し込み
dアカウントにログイン後、ahamo公式サイトからオンラインで契約変更が可能。

3. 初期設定をして利用開始
申し込みが完了したら開通手続きを行う。手続きはweb、もしくは電話で可能。

web	ahamoアプリ
	受付時間：24時間
支払方法の確認	クレジットカード払い、もしくは口座振替が可能
MNP予約番号	他社から乗り換える場合は、有効期限が10日以上残っているMNP予約番号を用意する
カメラ付き端末であること	商品到着時にオンライン本人確認を行うため、カメラ付き端末でなければならない

ドコモユーザー以外の場合

1. 事前準備

本人確認書類	運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証 など
支払方法の確認	クレジットカード払い、もしくは口座振替が可能
契約中のサービスの確認	ドコモでは利用できていたけれど、ahamoで利用できなくなるサービスを確認（ドコモメールやspモード決済サービスなど）

2. dアカウント

3. 申し込み
ahamo公式サイトからオンラインで申し込む。

4. 商品到着後、SIMカードを挿入
事前にデータのバックアップをしておく。

5. 初期設定をして利用開始
申し込みが完了したら開通手続きを行う。手続きはweb、もしくは電話で可能。

web	ahamoアプリ
	受付時間：24時間
支払方法の確認	・クレジットカード払い、もしくは口座振替が可能
契約中のサービスの確認	ドコモでは利用できていたけれど、ahamoで利用できなくなるサービスを確認（ドコモメールやspモード決済サービスなど）

対応機種を持っていない場合の手順

対応機種を持っていない場合、対応機種を用意する必要があります。ドコモユーザーであれば、ahamoへのプラン変更前にドコモのサイトで機種変更をしましょう。ドコモユーザー以外の場合は、一度ドコモのギガホまたはギガライトを契約したうえで、ahamoにプラン変更するという手順が必要なので、少々面倒であることを覚えておきましょう。

ドコモユーザーの場合

1. 事前準備

dサービス	・dアカウント ・dポイントクラブ入会 ・オンライン発行dポイントカード番号
支払方法の確認	・クレジットカード払い、もしくは口座振替が可能
契約中のサービスの確認	ドコモでは利用できていたけれど、ahamoで利用できなくなるサービスを確認（ドコモメールやspモード決済サービスなど）

2. 申し込み

使いたい機種がahamoで取り扱われている	ahamo公式サイトにて購入可能
	受付時間：24時間
支払方法の確認	クレジットカード払い、もしくは口座振替が可能
MNP予約番号	他社から乗り換える場合は、有効期限が10日以上残っているMNP予約番号を用意する
カメラ付き端末であること	商品到着時にオンライン本人確認を行うため、カメラ付き端末でなければならない

3. 初期設定をして利用開始
申し込みが完了したら開通手続きを行う。手続きはweb、もしくは電話で可能。

web	ahamoアプリ
	受付時間：24時間
電話	切り替え専用ダイヤル：（局番なし）1580
	受付時間：24時間

ドコモユーザー以外の場合

1. 事前準備

本人確認書類	運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証 など
支払方法の確認	・クレジットカード払い、もしくは口座振替が可能
MNP予約番号	他社から乗り換える場合は、有効期限が10日以上残っているMNP予約番号を用意する
カメラ付き端末であること	商品到着時にオンライン本人確認を行うため、カメラ付き端末でなければならない

2. ドコモで端末を購入し、ギガホもしくはギガライトで契約する

3. 申し込み
ahamo公式サイトからオンラインで申し込む。

4. 商品到着後、SIMカードを挿入
事前にデータのバックアップをしておく。

5. 初期設定をして利用開始
申し込みが完了したら開通手続きを行う。手続きはweb、もしくは電話で可能。

web	ahamoアプリ
	受付時間：24時間
電話	切り替え専用ダイヤル：（局番なし）1580
	受付時間：24時間

【注意】ahamoのサイトで販売している機種は非常に少ない

端末をahamoで購入することも可能ですが、取り扱っている機種は3機種しかありません。自分の使いたい機種がない可能性も高いでしょう。

現在ahamoで販売されている機種は以下のとおりです。
・iPhone 11
・Xperia 1 Ⅱ SO-51A
・Galaxy S20 5G SC-51A

ahamo（アハモ）を契約中にスマホに不具合が出たらどうする？

毎日使うスマホに万が一不具合が出た場合、すぐにでも対処したいものです。いざというときに、どのように対処できるのかを知っていることは、スマホを快適に使うための重要なポイントとなります。

ドコモでオンラインのサポートを受ける

ドコモには、オンラインのサポートサービスがあります。ただし、「修理や補償はしてもらえない」と考えていたほうがよいでしょう。ドコモの「ケータイ補償サービス」では機種が限定されており、自己負担額も大きくなってしまいます。

モバイル保険を活用する

大きな補償が得られないドコモの補償サービスでは不安な方には、モバイル保険がおすすめです。
モバイル保険は、AppleCare+やメーカーの補償と比べても月額料金が700円と安く、1契約で同時に3台まで補償することが出来るのが特徴です。

加入条件も1年未満の端末もしくは1年以上経っていても有償補償に加入していれば対象になります。また新品端末だけではく中古端末も購入時に3ヶ月補償に加入していれば対象になるので加入できる幅かなり広いです。
スマホ以外のモバイル通信機器に幅広く対応していて、機種変更やキャリア変更したときにも補償を継続できるため使い勝手は抜群です。
スマホの端末補償でお悩みの方は、ぜひモバイル保険の加入を検討しては？

	モバイル保険	AppleCare+ 盗難紛失プラン
月額料金	700円（非課税）	1,136円
対象台数	3台	1台
事故時の自己負担金	0円	12,900円 ※有償本体交換
修理可能店舗	街の修理店 Apple Store 正規サービスプロバイダ	Apple Store 正規サービスプロバイダ

まとめ

ドコモの新料金プランahamoは、格安で20GBが使える画期的なプランです。しかし、対応機種が限定されていたり、ahamo以外で端末を購入する際に少々手間取ったりするなど、デメリットも存在します。また、いままでドコモで使えていたキャリアメールや、spモード決済などのサービスが使えなくなる点にも注意が必要です。

ahamoはキャリア特有のサービスは必要なく、できるだけシンプルに安くスマホを利用したい、という人にはおすすめできる料金プランでしょう。

ただし、スマホに不具合が出た際は、ドコモのオンラインサポートの活用は期待できません。安心してスマホを使用するために、モバイル保険を活用するとよいでしょう。毎月数百円を払うだけで、修理時にじゅうぶんな補償金額を受け取れます。ドコモのオンラインサポートに不安がある人は、ぜひモバイル保険を活用してはいかがでしょうか。

モバイル保険の詳しい紹介はこちらの記事にまとめてありますのでぜひ確認してみてください。