povo(ポヴォ)に変更したら故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesはどうなる?
- 2021年04月09日
- povo
auでiPhoneを使っていた方の保証のゆくえ
auユーザーでiPhoneを利用している場合、故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesに加入されている方も多いのではないでしょうか。
Appleの直営店でiPhoneを購入し、AppleCareにする場合は一括払いとなります。
機種によって15,000円~20,000円前後するので、加入したくても躊躇する場合や予算的に難しい方も少なくありません。
一方、auでiPhoneを購入すれば、Appleのメーカー保証も得られる故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesに月額料金で加入できます。
月額料金は機種によって700円台~1,200円前後ですが、一括払いより気軽なので、オプションで保証サービスに加入している方は多いはずです。
では、iPhoneを利用しているauユーザーが、auから登場する新しい料金プランのpovo(ポヴォ)に変更する場合、保証はどうなるのでしょうか。
継続できるのは期間限定
auユーザーでiPhoneを利用し、かつ、故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesの保証サービスを、月額料金を払って利用してきた方は、2021年夏までにpovo(ポヴォ)に変更する場合に限り、月額料金を払い続けることを条件に継続利用が可能です。
それ以降の手続きになると継続ができなくなるため、保証切れのリスクに注意しなければなりません。
故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesの保証内容とは
継続するか否かを検討するうえでは、保証内容と毎月払う月額料金が見合っているのか、改めて考えてみることがおすすめです。
そもそも、故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesはどんな保証内容なのか、今一度振り返ってみましょう。
まず、Apple公式の保証サービスであるAppleCare Servicesの製品保証を4年間にわたって受けることができます。
それに加えて紛失時や盗難時に電話で連絡を入れるだけで、新品同等のiPhoneが自宅に郵送されてくる交換サービスも用意されています。
ただし、無料ではなく、交換費用は機種を問わず、一律12,900円(税込)で、4年間で最大2回まで利用可能です。
また、SIMカード再発行時に別途2,200円(税込)の手数料がかかります。
新品のiPhoneを購入し直すよりは圧倒的に安いですが、月額料金を払っていても、一定の自己負担がある点は注意しましょう。
本体やバッテリー、付属のイヤフォンとアクセサリのハードウェアなどの初期不良や製品の性質からくる故障などは、メーカーの製品保証として無償です。
それ以外の故障については、有償の修理サービスとなります。
ユーザーの過失や事故による損傷や画面修理は3,700円(税込)、その他の修理は12,900円(税込)です。
つまり、月々の料金を払っても、無償で修理を受けられるわけではないので注意しましょう。
月額料金は機種により異なり、第一世代など古いiPhoneの場合は707円、第二世代などは790円、iPhone 12や iPhone 6 Plusなどは890円、iPhone 12 Pro/やiPhone Xなど新しいモデルは1,190円です。
故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesはauショップかau Style、au取扱店でiPhone購入と同時に申し込みが必要で、中途加入はできません。
そのため、povo(ポヴォ)に移行するにあたって急いで加入することはできないので注意が必要です。
povo(ポヴォ)でiPhoneを利用する場合
では、povo(ポヴォ)でiPhoneを利用する場合、保証はどうすべきでしょうか。
auユーザーが2021年夏以降に移行する場合
故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesは引き継げないので、保証切れとなります。
これまで使っていたiPhoneで他社から乗り換える場合
他社の契約を解約するので、他社で月額制の AppleCareに加入していても、保証も解約となり保証切れになります。
新たにiPhoneを購入してpovo(ポヴォ)に申し込む場合
povo(ポヴォ)では端末は売っていないので、AppleショップなどでiPhoneを買う必要があります。
直営店で AppleCareに加入する場合は、購入から30日以内でないと入れず、料金は一括払いです。
povo(ポヴォ)利用におすすめの補償は?
povo(ポヴォ)は端末販売がないので、端末について保証するオプションサービスが用意されていません。
そのため、保証を得たいなら各自で準備する必要があります。
モバイル保険がおすすめ
モバイル保険はスマホ取得から1年経過していてもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償補償サービスに加入中だと証明できる購入証明書を提出できれば、保険の対象にできるので、povo(ポヴォ)に移行する前に加入しておきましょう。
中古のスマホでも国内メーカーの製品で、端末取得日から3ヶ月以上の販売店による保証が付いている端末であれば対象になります。
月額わずか700円で3端末までカバーでき、故障紛失サポートwith AppleCare Aervicesとは異なり、年間最大10万円まで保険金を使って無償修理ができ、盗難時や修理不能時は最大25,000円まで保険金が支払われるので、コスパも良好です。
モバイル保険の詳しい紹介はこちらの記事にまとめてありますのでぜひ確認してみてください。
モバイル保険 | AppleCare+ 盗難紛失プラン |
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月額料金 | 700円(非課税) | 1,136円 |
対象台数 | 3台 | 1台 |
事故時の自己負担金 | 0円 | 12,900円 ※有償本体交換 |
修理可能店舗 | 街の修理店 Apple Store 正規サービスプロバイダ |
Apple Store 正規サービスプロバイダ |