LINEMOはeSIM対応!iPhone・Androidの場合の開通手続きについて簡単解説 | 匠ブログ

LINEMOはeSIM対応!iPhone・Androidの場合の開通手続きについて簡単解説

LINEMOはeSIM対応!iPhone・Androidの場合の開通手続きについて簡単解説

ソフトバンクのサブブランドであるLINEMOは、物理SIMカードを使わないeSIMに対応しています。その事実は話題になったものの、「eSIMってなに?」「使えるとどんなメリットがあるの?」と疑問に思っている方は多いかもしれません。

今回は、eSIMに対応しているLINEMOの基本情報をご紹介することに加えて、eSIMのメリットについても解説します。また、iPhone・Androidの両方で開通する手順もまとめました。LINEMOやeSIMについて詳しく知り、お得に乗り換え・機種変更したいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

LINEMOはeSIMに対応している!

結論からお伝えすると、LINEMOはすでにeSIMに対応しています。同じ3大キャリアのサブブランドのひとつ「ahamo」は、2021年7月時点でeSIMに未対応です。すべての格安SIMがeSIMに対応しているわけではないので、LINEMOは先進的な回線といえるでしょう。

LINEMOでeSIMを使うための開通手続き

LINEMOでeSIMを開通する方法は、iPhoneとAndroidで若干異なります。そこで、端末ごとに項目を分けて、開通手続きの手順をわかりやすくまとめました。現在ご契約中の端末を確認して、手続きを進めましょう。

iPhoneの開通手続き

まずはiPhoneの開通手続きをみてみましょう。すべてあわせて8つのステップがあります。

① eSIM設定画面の専用URLを受信する
LINEMOで利用する端末以外の製品を使って申し込みを行い、専用URLを受信します。このとき使う端末はパソコンでもかまいません。

② ワンタイムパスワードで本人認証をする
URLにジャンプすると、電話番号の入力画面が表示されます。入力をしたら、ワンタイムパスワードを受け取りましょう。

③ QRコードを表示する
この場合もLINEMOで利用する端末以外の製品を使い、QRコードを表示します。

④ QRコードを読み取る
LINEMOで利用する予定の端末で、QRコードを読み取りましょう。

⑤ ネットワーク暗証番号を入力する
2021年3月27日以前に申し込んだ方は、ネットワーク暗証番号を入力しなければなりません。ネットワーク暗証番号とは、申し込み時に設定した4桁の暗証番号です。何度か間違えるとQRコードが無効になるので注意しましょう。

⑥ LINEMO回線への切り替え手続きをする
画面の案内に従い、切り替え手続きを完了させます。このあと元の回線に戻すことは不可能です。手続きは慎重に行いましょう。

⑦ スマホを再起動する
スマホを再起動して、設定画面を開く準備をします。

⑧ 通信設定をして接続を開始する
設定アプリから情報をタップして、キャリア設定アップデートを行います。画面左上の表示がLINEMOに変われば無事に設定完了です。LINEMO回線を使ったインターネットを楽しみましょう。

Androidの開通手続き

つづいてAndroidの開通手続きです。こちらもひとつずつクリアしましょう。

① eSIM設定画面の専用URLを受信する
LINEMOで利用する端末以外の製品を使って申し込みを行い、入力したメールアドレスで専用URLを受信します。このとき使う端末はパソコンでも問題ありません。

② ワンタイムパスワードで本人認証をする
URLにジャンプすると電話番号の入力画面が表示されます。入力してワンタイムパスワードを受け取りましょう。

③ QRコードを表示する
この場合もLINEMOで利用する端末以外の製品を使い、QRコードを表示します。

④ 設定画面を開く
LINEMOで使う端末の設定画面を開き、「ネットワークとインターネット」を選びます。つづいて「モバイルネットワーク」をタップし、「代わりにSIMをダウンロードしますか?」をタップしましょう。

⑤ QRコードを読み取る
自動的に起動するカメラでQRコードを読み取ります。
⑥ サービスを有効化する
「有効化」と書かれたボタンをクリックします。なお、2021年3月27日以前に申し込んだ方は、ネットワーク暗証番号の入力が必要です。

⑦ LINEMO回線への切り替え手続きを行う
画面の案内に従い、手続きを完了させます。

⑧ スマホを再起動する
端末を再起動してそのまま待ちましょう。

⑨ APN設定をして利用開始する
ネットワーク設定からアクセスポイント名をタップし、LINEMOを選びます。新しいAPNを作成し、各項目に以下のように入力しましょう。

名前:LINEMO
APN:plus.acs.jp
ユーザー名:lm
パスワード:lm
MCC:440
MNC:20
認証タップ:CHAP
APNタイプ:default,mms,supl,hipri

最後に「保存」をクリックして設定を完了し、利用開始しましょう。

そもそもeSIMとは?

まず「SIM」とは、契約者の電話番号やメールアドレスなどの情報が記されたIDのようなものです。スマホには必ず挿入されています。SIMはうすく小さいチップで、契約内容が変わるたびに交換が必要でした。そのため交換する際に紛失するなど、トラブルが頻発していました。

このようなデメリットを解消するために登場したものが、eSIMです。今までの物理カードと異なるeSIMは、スマホと一体型になったまったく新しいタイプのSIMです。紛失はもちろん、破損のトラブルも起こらなくなりました。また、乗り換えなどの契約変更時に新しいSIMの到着を待つ必要がなく、利便性も大きく向上しています。

LINEMOでeSIMを利用する3つのメリット

eSIMをLINEMOで利用するメリットは、以下の3点です。

・オンライン手続きですぐに使える
・1台のスマホで2つの回線が利用できる
・物理SIMと違い故障や紛失の心配が少ない

いずれも、今まで主流だった物理SIMにはないeSIM特有のメリットです。それぞれの項目を詳しく解説しますので、どんな利点があるのか把握しておきましょう。

オンライン手続きですぐに使える

eSIMはネットワーク上のやり取りだけで情報を書き換えられるため、基本的にはすべての手続きをオンライン上で終えられます。物理SIMの場合はオンラインなどで契約を行い、その情報が記されたSIMカードに入れ替える必要があります。そのため、SIMが届くまで新契約をはじめられないことがデメリットでした。eSIMであればそのようなデメリットはなく、オンライン上で快適に手続きができますよ。

1台のスマホで2つの回線が利用できる

いくつかの機種では、物理SIM用のスロットとeSIMの両方に対応しています。どちらかを選んで好きなほうを利用することも可能ですが、この2つを併用することも可能です。これにより、2つの回線を1台のスマホで使い分けられる「デュアルSIM」が誕生します。

たとえばビジネスで使うスマホを別に所有している場合、2つのスマホを持ち運ばなければなりません。しかしデュアルSIMに持ち替えるだけで、2台分のデータを1台のスマホに集約することが可能です。使い分けで混乱せず、かばんの中身もすっきりさせられます。

物理SIMと違い故障や紛失の心配が少ない

物理SIMはとても小さいため、うっかりなくしてしまったり、踏んで壊してしまったりする場合があります。取り出した瞬間に反動で落とし、見つけられなくなったという経験をもつ方もいらっしゃるでしょう。eSIMならそもそもSIMカードを取り出さずに済むため、このようなリスクがなくなります。

旅行や出張で海外を訪れる機会が多い方は、とくにeSIMの魅力を感じられます。空港カウンターなどでSIMを購入する場合、その場で付け替える必要がないからです。旅先で元のSIMをなくしたり、付け替えに余計な時間を使ったりすることもなくなります。

LINEMOでeSIMを利用する際の2つの注意点

LINEMOでeSIMを利用する際は、以下の2点に注意しましょう。

・eSIMに対応していない機種もある
・乗り換え時にSIMロック解除が必要

LINEMOを契約する前に、上記の注意点をしっかり把握しておきましょう。

eSIMに対応していない機種もある

eSIMに対応しているのは一部の機種のみです。具体的には、以下の機種がLINEMOでeSIMに対応しています。

iPhone

iPhone 12 Pro Max

iPhone 12 Pro

iPhone 12 Pro mini

iPhone 12

iPhone SE(第2世代)

iPhone 11 Pro Max

iPhone 11 Pro

iPhone 11

iPhone XR

iPhone XS Max

iPhone XS

Android

Google Pixel 5

Google Pixel 4a

Google Pixel 4 XL

Google Pixel 4

対応機種は契約のタイミングによって増えることがあります。最新の情報はLINEMOの公式サイトで確認しましょう。機能欄の「eSIM対応」にチェックを入れて検索すると、対応機種だけが表示されます。

乗り換え時にSIMロック解除が必要

3大キャリアなどから乗り換える場合、事前にSIMロック解除が必要です。各キャリアのWeb申し込みページ、問い合わせ先電話番号、ショップでの対応状況を表にまとめました。

キャリア

Webサイト

電話番号

ショップ対応

au

公式サイト

0077-7-111

全国のau取扱店で対応

ドコモ

公式サイト

0120-800-000

全国のドコモショップで対応

ソフトバンク

公式サイト

0800-919-0157

全国のソフトバンクショップで対応

なお、SIMフリーのスマホに関しては、すでにロック解除済みなので手続きは不要です。

LINEMOの3つのおすすめのポイント

LINEMOは、eSIM対応であることに加えて、格安プランを高速通信で用意するおすすめの回線です。LINEMOを詳しく知りたい方に向けて、まずは概要をご紹介しましょう。

月額料金

2,728

データ容量

20GB

通信速度

5G、4G LTE

制限時の速度

1Mbps

エリア

ソフトバンク回線の対応エリア

5G対応

一部地域で対応

通話

22

通話オプション

通話順定額/550円(1年無料)

 

その他

LINE

 

特筆すべきメリットは、以下の3点です。

・月20GB使えて2,728円と格安!
・ソフトバンク回線で快適な高速通信が使える
・LINEの使用にデータを消費しない

それぞれの項目を詳しくご紹介します。

月20GB使えて2,728円と格安!

LINEMOの料金は月額2,728円の固定制で、月間20GBまで使えます。20GBを超えると1Mbpsまで通信速度が下がりますが、自動的な課金は行われません。

今までのキャリアや格安SIMは、料金プランが細分化されすぎていました。LINEMOのプランはひとつに限定されているため、悩むことがありません。また多くの人が今までよりもお得に使える内容です。

ソフトバンク回線で快適な高速通信が使える

結論として、ソフトバンク回線を使うLINEMOの通信速度は速く、安定しています。格安SIMと比べるととくに速さを実感しやすいでしょう。その理由は、以下の特徴があるためです。

・格安SIM:大手キャリアの回線を借りているため、回線速度が出にくい
・LINEMO:ソフトバンクの独自回線を使うため、回線速度が出やすい

回線速度が遅いという欠点は、多くの格安SIMユーザーが安さとトレードオフするかたちで諦めてきました。しかしLINEMOは、格安SIMと同等の月額料金で契約できることに加えて、キャリアなみの高速通信ができる魅力的な存在です。

LINEの使用にデータを消費しない

LINEMOは、LINEを使った通信時にデータ消費がカウントされません。仮に20GBを使い切ったあとだとしても、LINEに関しては通信制限前の速度で楽しめます。ただし、ギガフリー対象の機能と対象外の機能があるので、主な機能を記した表をみながらチェックしておきましょう。

ギガフリー対象

 

Face Play、音声通話・ビデオ通話、トーク
アルバムなどの表示、タイムラインの表示、LINE Payの利用
友だちの追加、検索の利用、プロフィールの表示・編集・投稿など

 

ギガフリー対象外

 

位置情報の共有、YouTube閲覧、Liveの利用
ニュース記事詳細の閲覧、OpenChat、スタンプショップの利用
着せかえショップの利用、他社サイトへの接続、他社アプリへの遷移など

 

 

まとめ

LINEMOではすでにeSIMに対応しており、インターネット上でSIMの変更手続きなどを行えます。LINEMOは月額2,728円で20GBまで使えるうえ、LINEの使用時にデータを消費しません。とてもお得で魅力的な回線なので、大手キャリアからの乗り換え先としてもおすすめですよ。

補償がないと不安という方には「モバイル保険」

LINEMOで毎月の通信料金を抑えたのであれば、スマホの修理代金も抑えませんか? 近年のスマホは高額化しており、修理代金も安くはありません。高額化のために気軽な買い替えもしづらいので同じ端末を長く使う傾向もあるようです。 常に持ち歩くものなので故障したとき速やかに直せる備えられるよう、スマホ保険を利用するのが安心です。
特にオススメなのが「モバイル保険」です。
AppleCare+やキャリアの補償と比べて月額料金が安く、修理時の自己負担金も0円なので、料金面では圧倒的にオトクです。 スマホ以外の身の回りの通信機器も追加で2台まで補償できるので、これさえあれば通信機器のトラブルは安心といえるサービスになっています。

  モバイル保険 AppleCare+
盗難紛失プラン
月額料金 700円(非課税) 1,136円
対象台数 3台 1台
事故時の自己負担金 0円 12,900円
※有償本体交換
修理可能店舗 街の修理店
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